オゴオゴって面白いんだよ。
こんなのなんです。
どーん!
青森のねぶた祭りのような、ハリボテの人形です。
これを人々がお神輿のようにかついで、街中を練り歩きます。
間近で見ると大迫力大興奮でした!
夕方から始まるパレードは、日が暮れて暗くなってくるとライトアップされて、夜10時まで続きます。
それはそれは大賑わいで、観光客も地元の人たちもみんなストリートに押し寄せます。
村ごとにオゴオゴは何体も作られます。
2月下旬にバリに到着してから、あちこちで作られて少しずつ出来上がっていくオゴオゴたちを見るのも楽しみでした。
子どもは小さいオゴオゴを担当。
ダッシュするのでピントがぶれます。
広場ではガムラン隊やダンサーたちが雰囲気を盛り上げます。
オゴオゴはバリ人の魂のようで、話を振ると誰もがテンション高く「僕の村のがいちばん良いよ!」などなど熱弁してくれました。
オゴオゴは、悪霊を表しています。
どれも悪い怖い顔をしていました。
ニュピ前日に、地上に出てきて家に入り込んだ悪霊を追い払うためのお祭りで、悪霊が乗り移ると考えられているオゴオゴは、お祭りが終わったら墓地で燃やしてしまうそう。
クオリティがとても高いしせっかく作ったのに焼くなんてもったいないやん〜と思いつつ、焼くところも見てみたかったです。
ちなみに後日街のあちこちで、燃やすはずのオゴオゴが飾られているのを見ました。
出来の良いものは残しておくようです。
想像以上の熱気と興奮、バリ人のオゴオゴに向ける情熱、とてもexcitingでした!
[caption id="attachment_665" align="alignnone" width="300"] 通り過ぎるまで待つので、オゴオゴ渋滞も起こります。[/caption]
そんな大盛り上がりの夜が明けると始まる、静寂の日。
この劇的な変化もビックリしますよ〜。
バリヒンドゥーはとてもお祭りが多く、バリニーズたちはそれらひとつひとつを大事にして楽しんでいるように見えました。
オゴオゴもニュピもとても楽しくて、やっぱり私はこの時期に合わせてのバリ旅を心からおすすめしたい!
0 件のコメント:
コメントを投稿