
先週から京都市内の各所で開催されている写真展です。
世界の有名な写真家さんたちの作品が、美術館やギャラリーやお寺や、普段は一般公開されていない建造物などで展示されています。
京都を挙げての写真イベントです。
このKYOTO GRAPHIEと同時期に開催されているのが、KG+というアートプロジェクト。
こちらのプロジェクトで、友人が個展を開いていてぜひとも観たいということで行ってきたのです。
お友達の八木夕菜さんは、建築家、写真家として活躍されています。
とっても知的で穏やかでおしゃれでキュート。
夕菜ちゃんの撮る写真がとても好きで、いつもSNSを見て癒されています。


撮影のお仕事で訪れたときなどに撮った海外の有名な建築物の写真を、アルゴリズム建築の手法と、アクリルブロックを使って表現した彼女にしか創りだせない世界でした。
実は去年もKG+で個展を開いていて、これが去年の展示。

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あの、私、まったく建築のことも写真のことも詳しくないので、ど素人な表現になりますが。
アルゴリズム建築の手法を使って、1枚の写真が、一部分からジワジワと形をかえていく。
少しずつ、少しずつ、輪郭がぼやけてなくなってきて…そしてまた少しずつ、少しずつ形が見えてきて、輪郭がハッキリしたと思ったら別の写真が表れて、いつのまにか新しい世界が広がっている。
こんな映像作品(壁に映し出されているのがそれ)も去年展示していて、そこからつながって今年の展示が出来上がったそうです。
去年の展示もとても好きだったので、そう聴いてすごく嬉しかった、勝手に。笑
アルゴリズム建築の手法はデジタルで人工的なんだけれども、なぜかとても自然なことのようにも思えて。
そこに夕菜ちゃんの、建築と写真への愛を感じられ、愛おしくてふっと心和ませながら観ました。
今あるものが、少しずつ形を変えて溶け合って、また新しいものに生まれ変わっていく。
創造、維持、破壊の流れや世界の調和、そういうヨガ的なエッセンスも感じました。
ちなみに夕菜ちゃんもヨガをしていて、ヨガ哲学にも興味がある様子。
建築や写真の学がまったくなくお恥ずかしい限りですが、とっても素敵な展示だったので書いてみました。
夕菜ちゃんの展示は残念ながら今月いっぱいで終了するのですが、KYOTO GRAPHIEは5月22日まで続きます。
私も今回回りきれなかった展示を観に、また5月に京都に行きたいと思っています。
みなさんもぜひKYOTO GRAPHIEとKG+へ!
KYOTO GRAPHIE 京都国際写真祭
http://www.kyotographie.jp
KG+
http://www.kyotographie.jp/kgplus/
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