歌舞伎を観に行きます。
演目は『マハーバーラタ戦記』
インドのお話が歌舞伎に…!?と萌えて悶えていたところ、声かけていただき観に行くことになりました。
やったーーー!!
『マハーバーラタ』といえば、日本で言うなら『日本書紀』や『古事記』、カジュアルに言ってしまうと『日本昔ばなし』…までは行き過ぎか。
インドの方なら誰もが知っていて、インドの伝統的であり今でも大事にされている考え方が書かれています。
ちなみにマハーバーラタの真ん中にある『バカヴァッドギーター』はヨーガについての記述もあり、聖典ヴェーダーンタのエッセンスを学ぶことができる読み物として、ティーチャーズトレーニングでも名前が出てきます。
私ねギーターめっちゃ好きなの。
だからキュン萌えしてたんです。
マハーバーラタは非常に長編なので、そのうち一部の物語を試しに1冊。
歌舞伎に備えて下調べもかねて。
『ナラ王物語 ダマヤンティー姫の数奇な生涯』
登場人物はそんなに多くないのだが、固有名詞が多すぎて混乱しかけたので、途中で相関図を書きながら読了。
我ながら力作。完全なる自己満足です。
そのおかげでするするするっと読めました。
歌舞伎で題材にされる部分ドンズバとは違うけれど、物語のエッセンスは把握できてとても面白かった!
賭け事で負かされて身ぐるみはがされ国から追放されたり、年頃の娘が婿選びの儀式を行ったり、太陽や風や火や水いろんな神様が出てきたり、悪魔も出てきて呪いをかけたり。
数々の苦境に負けず、強い信念を持って、次々にアイディアを働かせてついには念願を果たす美しい強いヒロイン、ダマヤンティー姫がなんともみずみずしく鮮やか!
インドの方は感覚を捉えるセンスが繊細なのでしょうかね、主要人物の外見や心情の描写がとても細やかでした。
ちなみにこの相関図。
自分でとっても把握しやすくなって気に入ってしまったので、マハーバーラタの主要人物相関図も書いてみた。
相関図、イイ!
歌舞伎がさらに楽しみになって来ました。
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