インドシックは止まりません、ayaです。
インド旅行記、続いてはお散歩編をお届けします。
1週間の滞在の中で、私たちは2回お散歩をしました。
到着した翌日に、滞在先のクリニックの周辺を、ドクターとドクターの愛娘ちゃんに案内してもらいました。


山脈地帯なので遠くの方まで山の稜線が美しく見えます。
合間合間に街があったり集落があり、民家も連なっています。
おうちの作りや色味が可愛い。

雲の隙間から太陽が差し込み、光のカーテンのようになっている光景も見れました。
とても静かで穏やか。
日本での日常生活のアレコレも一瞬で忘れ去り、ふわっとその中に吸い込まれそうな感覚でした。
行く道々、道端に咲いているハーブを見分けて摘んでは私たちに食べさせてくれるドクターの娘ちゃん。
「それは○○という草で〜〜な効果があるんだ」とドクターの解説付きでした。
彼女自身もお散歩中、常になにかをモグモグしていました。
見渡しの良い岩の上で、みんなで腰を下ろしてマントラを唱えました。
山と、空と、土と、自然すべてに包まれながらのチャンティングは心地良かったです。
スッと頭と身体に入ってくるような、生きた学びのお散歩でした。

それから数日後には、もう少しゆっくりと時間をかけてクリニックの周辺をぶら〜りとお散歩。


赤土のワイルドな道を、のんびりと歩きます。

道端にはポインセチア。
誰かが植えたのでしょうか。
後日「これ、日本ではクリスマスに人気の花で、お花屋さんで買うんだよ」とクリニックのドライバーさんに話すと、彼はハハハと笑って「取って帰りなよ」と言っていました。

バッファローだかバイソンだか見分けがつきませんが、牛もこのあたりを歩くようです。
足のサイズ比べ。
長さは私の勝ち、幅と面積は牛の勝ち。
途中ですれ違うご近所の奥様方や茶摘みの人たちはみんな満面の笑顔で優しくて、言葉は通じないけど温かく接してくれました。
こちらも自然とニコニコ笑顔に。
クリニックの下まで帰ってくると、街にお出かけしていたMagdalenaさんがオートリキシャで帰ってきたところと遭遇。

Magdalenaさんは、パリからアーユルヴェーダを学びにきていた女性です。
リキシャのドライバーさんもフレンドリーな良い人で、乗せてもらい、ayaご機嫌の図。

ヨガの話、仕事やプライベートの話、思うこと考えること、はたまた環境問題の話まで、思い浮かぶままに脈絡なく話しながら。
目に入ってくる見慣れないものに「これなんだろう?」「どうやって使うんだろうね?」と好奇心を覚えたり。
広がる自然の美しさに感嘆したり。
その地域に住む人々の優しさ、温かさに触れたり。
特別なことはなにもない、ほんとうに素朴で、シンプルなlifeを堪能したお散歩でした。
この2回のお散歩は、私の人生の中で、best of 散歩になるに違いない。
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