2019年4月10日水曜日

趣味は映画鑑賞です//ウトヤ島、7月22日 編

後追い投稿になりますが、3月の下旬に観ました。

ウトヤ島、7月22日。



ご覧の通り、72分の上映時間で72分間ワンカット。

実際に起こったテロ事件を題材にしたフィクションというのと、この事件について全く知らなかったこと。

それらに興味を惹かれて観ました。



72分間ほぼずっと響っぱなしの銃声にギュッと身体を硬くしながら、
いつ殺されるかわからない、何が起きているかすらわからない恐怖、
さっきまで当たり前だった日常が一瞬で崩れ去る脆さ、
とんでもない絶望の中で表れてくる人間性、

なによりこの映画を作り上げたこと、

打ちのめされた映画でした。



「帰ったらまず何をしたい?」
そんなさりげない会話がとても愛おしくて、極限の中で(っても私はその場にいるわけじゃないのだがあまりにも臨場感がありすぎて自分も渦中にいるような気に…)救われ癒されました。

思いやりってほんとに素敵だな。
陳腐な言い方ですが。



事件について、映画の後いろいろ調べました。
何とも言えない思いを今も感じています。


点と点はそれぞれが単体のようでも繋がっていって線になる。

世界の流れにできるだけ敏感にありたいです。

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