2017年10月31日火曜日

10月を振り返ってみる

11月のスケジュールUPの記事を書きながら、10月を振り返ったらウッカリ長くなってしまいそうだったので別で投稿することにします。

この10月はカレーに始まり、

三宮のマドラスキッチンでベジミールスディナー


三宮プラッツで外ヨガイベントをして、

この上は青空なんて、最高すぎるぜ。







夜プラはLEDキャンドルを灯して。良い雰囲気!



都会の夜、好きだなあ。


歌舞伎も観ました。
シータマのワークショップも受けました。


歌舞伎後もカレー。八重洲はダバインディアにて。本場っぽい味でアシュラムごはんを思い出した!



それから、思いついてヘッドマッサージを習いにいったり、
タイマッサージを受けにいったりしました。



クラスもちょっと変則的で、
アーラティー教室ではシヴァーナンダヨーガのクラスに
ヴィオラトリコロールでも代行レッスンや祝日レッスンに
たくさん入らせていただきました。

祝日レッスン用に内容をしっかり準備したのがきっかけでクラス内容を練り直したり
シヴァーナンダヨーガのクラスもちょっと進化したり
ひとつひとつのクラスから得るものがものすごく多かったです。



いろんな人たちともしゃべりました。
ヨガインストラクターの先輩方や仲間たち、会社員時代の同僚、受付バイト時代の先輩・後輩、などなど。
スタジオや教室のメンバーさんたちとも話し込んだことも。
お茶やランチに行ったときはもちろん、短い数分でもディープに、今まで誰にも言ったことのないことも話したり聴いたり。


そしてカレーで〆。


ねぎ、大葉、三つ葉、パクチーに囲まれたエスニックそぼろカレー。絶品!リピーター決定!



鎌倉など関東にしかなかった有名店が大阪は北浜にNew opn!!



心の風通しが良くなり、深まり、取り入れ、進み、見直し、楽しみ。
良い1ヶ月を過ごしたなあ、という実感があります。

インドのアシュラムで過ごした1ヶ月があって
帰国してから半年かけて、私のあらゆるところにいろんな形で広がっていき
この10月ひとつきの間に、それらがしっとりと染み渡ってやわらかく落ち着いた。

まさに、雨降って地固まるかんじ。


気分が落ちて落ちて、どうにもやる気が出なくて、先のことも考えられなくて、という辛い時期があったことを覚えていたいなと思います。
その経験が私にとって根となりそうな気がするんだな。



噂のカレーの後にホットワイン。あったかい赤、好き♡


いとおしい10月が終わります。

今年もあと2ヶ月、楽しんでいきましょうかね。















11月レッスンスケジュールです

10月もやっぱり早かったですね。
でも、私はこの10月は、なんだか面白かったなという感想です。

久しぶりに、良い1ヶ月だったな〜と思える月でした。
いい感じです。
このいい感じで流れていきたい。

そんな11月のスケジュールです。


●YOGA viola tricolor
千里中央スタジオ
11月5日、19日(日)13:30〜14:45『カラダをゆるめるヨガ』

※祝日スケジュールで担当します※
11月3日(金)13:30〜14:45『はじめてのシヴァナンダヨガ』

※代行で担当します※
11月2日(木)10:00〜11:15『朝ヨガ』
11月27日(月)18:30〜19:45『リラックスヨガ』


三宮スタジオ
11月4日、18日(土) 15:45〜17:00『ホリスティックヨガ』

11月5日、12日、19日、26日(日) 10:30〜11:45『目覚めのフローヨガ』

※祝日スケジュールで担当します※
11月3日(金)10:30〜11:45『朝の深呼吸ヨガ』
11月23日(木)10:30〜11:45『目覚めのフローヨガ』

※代行で担当します※
11月10日(金)10:30〜11:45『リフレッシュヨガ』



神戸・垂水 ヨーガのおうち ティケティケ
毎週木曜日 13:30〜15:00『ハタフロー』



神戸・三宮 アーラティー道教室
すべて『シヴァーナンダヨーガ』のクラスです。
11月1日(水)19:00〜20:40
11月11日(土)12:00〜13:40
11月25日(土)12:00〜13:40
11月29日(水)19:00〜20:40


以上のクラス参加のご予約は、各スタジオまでお願い致します。
スタジオ名をポチッとしてください。


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神戸・元町 hair make atelier kahua
11月2日(木)19:30〜20:30 ※残席1
11月4日(土)11:00〜12:00  ※残席1
11月8日(水)19:00〜20:00
11月11日(土)10:00〜11:00
11月15日(水)19:00〜20:00
11月18日(土)11:00〜12:00
11月22日(水)19:00〜20:00
11月25日(土)10:00〜11:00

定員2名の、プライベートorセミプライベートレッスンです。
フロースタイルの、呼吸に合わせて動いてポーズをとっていきます。
ヨガが初めての方、体力や身体のやわらかさに自信のない方、大人数のレッスンを受けてみたけれどよく分からなかった、ここを特に鍛えたい!…など、などなど。
リクエストがあれば遠慮なくおっしゃってくださいね。

※初回1,500円、2回目以降2,000円、4回券6,000円(有効期限2ヶ月)
※持ち物:動きやすい服装、お水、タオル
(ヨガマットはレンタル無料でお使いいただけます)


ご予約(クラス前日まで受付)、お問い合わせは下記アドレスまで。
上記以外の日にちでレッスンご希望の場合もどうぞご相談くださいね。
aya.prasada@gmail.com

私のSNSなどをご存知の方はそちらからのご連絡もお受付いたしますのでどうぞお気軽に♡

秋も深まって来ています。
冬に向けて身体をととのえていきましょう。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

トーキョーの空

ちなみに。

この投稿を書いているうちにこの10月への思いがこみ上げて長くなりそうになったので、次の記事にすることにします。



2017年10月20日金曜日

夜が更けてゆく

秋の夜長か

生活リズムからのバイオリズムか

このところ寝るのが遅いです。

朝もゆっくりめです。

今日も今日とて

YOFUKASHI

今日は

いつもの勉強会へ

『ストレスから自由な生活  Stress Free Living』

テキストが終わりました。

ストレス

ストレスって

なんだろね?

願望があって

それが叶わないとき

願望と異なる結果が返ってきたとき

その現実と願望との間に生まれる摩擦が

ストレスになる。

それを

受け容れられるかどうか

うまく処理できるかどうか。

私は父が倒れた現実を受け容れて

それに適応するのに1年の時間がかかって

今に至ります。

ようやく、長くかかった。

予期せぬこと、思いも寄らぬことだったけれど

それは

いつかの〝私〟が望んだこと

それが返ってきただけ

(身に覚えがないわけではない…ひどい娘だがお互い様ではある…)

すべてが〝私〟が望んだこと

当たり前はなくて

私は受け容れるか、拒否してストレスフルな生き方をするか、どちらか。

そうか、これも願望だったんだ

そんなことに気付いた今日の勉強会。

うまく折り合いをつけて

〝私〟が望んだこの世界で

満ち満ちた〝私〟を楽しんで

くつろぎたい

そんなことを思った秋の夜。

人生の先輩方も、共に学ぶ仲間たちも

みんな優しい。

とても温かい。

環境の変化があって

それでも

みんなは変わらず居て

ヨーガがまんなかにあって

私は 満ち満ちている。

夜は更けてゆきます。

with ジャスミンティー

湯冷めしないように

あったかい毛布にくるまって

休みましょうかね。




2017年10月14日土曜日

シータマWSと、歌舞伎その後

歌舞伎より2日さかのぼりまして先週日曜日のことです。
ティケティケにてシータ先生のワークショップに参加してきました。

本気のSivananda Yoga150分。

写真はティケティケの公子先生撮影。
ティケブログからお借りします。



時計を見ずに、自分の内側に集中していくと、時間の感覚を飛び越えますね。
時計に刻まれない時間。
もちろんこの150分も刻まれてはいるんですけどね。
いつもよりもゆったりと、穏やかに、丁寧に自分の身体を感じながら過ごす時間はなんと優しいことか。




ひとつひとつアーサナを大事に行ったあとはサットサンガ。
ティケティケ特製のチャイと、おみやげのインドクッキーと、参加者の方が作って来てくださったヴィーガンケーキをお供にお話が弾みました。

ヨーガは、○○がなくちゃダメ!からどんどん離れていくためのもの。
思い込みや執着を手放して残るもの、〝私〟はいつも満たされていると知ること。
ヨーガを伝える先生たちは、生徒さんがそうなれるように導くのが本来の役割。

そういうお話があって、胸を突かれてハッと基本に立ち戻った気がしました。
私もそうありたいと思いながら、自分のクラスは言い過ぎなくらいインストラクションしがちかもと思うし、自分が生徒のときは〝●●先生のクラスなら行かなくちゃ!〟とか練習を先生に頼っているところがあるなあ、と。

いつもシータマは、突っ走る思考をクリアにして、シンプルなところに、ベーシックなところに還るヒントを下さる。

シータマがインドに戻られる前にまたお会いできて、クラスを受けることができて、良かった!
ありがとうございました。

この仕事を始めて3年目、まだまだペーペーで先は長く遠く。
自分の理想とする姿で生徒さんの前に立てる日が来るように頑張ります。



みんな良い笑顔!素敵!


それでね、歌舞伎熱はまだまだ冷めやらぬわけで。
歌舞伎俳優さんのインスタグラムをフォローしたり、ハッシュタグで他の方の投稿を検索したりしているんですけども。
(映画も観た後で他の方のレビューを検索するの好き)

『マハーバーラタ戦記』観に行かれた方の中には、話が唐突に感じられたり、登場人物に感情移入できずモヤッとされた方もおられた様子。

ダイジェストぶりが素晴らしかったけど、たしかに原作を知らない方には不自然に感じる場面もあるかも。
登場人物がね、心変わりや落ち込むシーンなんかも多いんですよね。


それから『マハーバーラタ』の主人公アルジュナは『マハーバーラタ戦記』では主役のライバル阿龍樹雷アルジュラとして描かれていて、違う人物の視点で物語が展開するのは面白いんだけども、阿龍樹雷のことを「力でこの国を支配しようとする」と強さを強調して説明されていたのはそういえば違和感もあったんだった。
アルジュナはそういうタイプの人じゃないんです。

阿龍樹雷の台詞や行動はそんなに「強さ」を感じる描き方でなく、アルジュナらしさがあったと思う。
さらにアルジュナ好きな私はかぶりつき気味で阿龍樹雷を観ていました。


ほんとに素晴らしい作品でほんとに大好き。
関西公演はされないのかな。
映像化されようものなら間違いなく買うでこれは。




歌舞伎鑑賞の際にはこちらのイヤホンガイドをレンタルするのがオススメです。
良い声で淡々と解説してくれて、たまにツボに入るひとことも言ってくれます。





テケテンテンテンっと。
あれ?違う?









2017年10月12日木曜日

歌舞伎を観てきました、その弐

はいつづきます。

下からドーン。見上げる。

歌舞伎の〝伝統〟について思ったこと。

プログラムに載っている、演出をされた宮城聰さんのごあいさつを読みました。
以下抜粋です。


  〝歌舞伎には、数百年にわたる演劇人の知恵と技術が蓄積されています。しかもそれが書物というかたちではなく、いまを生きる俳優とスタッフの身体にすべて維持されているのですから、びっくりです。〟


そう!そうなの!そうなのよ!!私モソウ思イマシタ!!(何者?)
この文章を読んで、もう、宮城さん好き!となりました。
上演中にまさにそういうことを感じたから。


初心者なもので、歌舞伎が1演目につき25日スパンで公演されること、昼の部と夜の部がありそれぞれ約4時間〜4時間半のロングタイムな公演であること、さらに昼の部と夜の部は演目が異なりどちらにも出演する俳優さんもおられることを初めて知りました。


しかも毎月演目は変わる。
翌月もまた初日から開演だからその間5日ほどしかなく、お稽古どうやってされてるんデス?これほんまにタフすぎやしまセンカ?と気が遠くなりそうだったけれど、舞台に立つ俳優さんたちを観ていると、いやたぶんそれは違うなと感じた。


だって、小さい頃から厳しいお稽古を続けて来られてるんですよね。
お父さんや、お祖父さんや、その伝統の道をよーくご存知の先生たちから。


繰り返し繰り返しお稽古して身体に叩き込まれた〝伝統〟は〝自分〟と一体化し自分のものとなり、その教えと技術が染み込んだお身体には、演目が毎月ごとに変わろうが、昼と夜で違う世界を演じようが、そう大したことではないんじゃないか?


もちろん演目前には上演に向けてしっかりとお稽古を重ねられるだろうけど、役者さんたちにとっては、素人のこちらが目を剥きそうになるほど難しいことではないのかもしれないなあと観ていて思った。


歌舞伎役者の血筋に生まれ、伝統芸能を生きたものとして今へそして未来へと伝えて行く役割を担い、その役割を懸命に果たそうとされているお姿が舞台にあった。


これぞダルマやん。
ダルマ。
『マハーバーラタ戦記』の中でも何度も言葉が出て来た。
この人生で持って生まれた自分の役割をきちんと果たしてまわりとの調和ある生き方をすること。


数百年の歴史や伝統が宿った役者さんたちのお姿は神々しいくらい。
もう神様なんじゃないかなと思った。
役者さんたちもだけど、舞台を支える竹本や長唄や三味線の奏者の方たち、演出家や振付家や脚本家などスタッフの方たち…みなさんそうだよね。



どんな〝伝統〟にも通じるものがあると思う。
まったく別物、遠いもののように感じても、根底に流れるものは同じ。
だから、インドの叙情詩と歌舞伎は、最高のマリアージュと成り得た。と思う。


そんなことを感じながら、お弁当もモリモリいただきましたよ。

CLOSE。歌舞伎座でしか食べれないプレミア感にウキウキ。

OPEN!和のお弁当。どれも優しい味付けで美味でございました。



2回目の幕間にこちらも♡チェックして撮ったはずなのに上下逆さま…



観に行けて本当に良かったです!
素晴らしい思い出になりました。
お誘いくださり、ご一緒したみなさんと。



また歌舞伎を観に行きたい!
まずは新作歌舞伎から始めて、面白さが深まって来たら古典ものもぜひ観てみたい。
その前にもうちょっと歌舞伎について色々知ってみます。




歌舞伎を観てきました、その壱

新作歌舞伎『マハーバーラタ戦記』観てきました。

東京は東銀座の歌舞伎座にて。建物を一目見ただけで大興奮!!


とにかく素晴らしかった!面白かった!楽しかった!
インドと歌舞伎のマリアージュ。



歌舞伎風にアレンジされたインドの世界に大興奮!!



内容は原作にとても忠実でした。

私も『マハーバーラタ』全部を読破したわけではなく(長過ぎてちょっとやそっとじゃ読破できない。そもそも日本語で全部を翻訳されたものは出版されていないと聞きます)ダイジェスト本で大枠を把握して臨んだのですが、有名な場面がうまくピックアップされていて、ストーリーに外せないポイントをサラリと台詞で言わせてみたりしながら、とってもコンパクトなまとまり。

とりわけ、飛ばすか、アッサリ風味で終わるかなと予想したバガヴァッドギーターの場面もちゃんとあって、短い時間の中でも大事な本質をわかりやすく伝えられていたのにはもう、、!涙涙。
もうね、ワタシ大感激デシタ。ギーター大好キダカラ。(何者?)

この作品に関わった方々が『マハーバーラタ』をきちんと読み込んで作り込んでいかれたんだなあと嬉しかった。
インド哲学の世界観がきちんと解釈され、シンプルにわかりやすく表現されていた。
先生方から教わっているヴェーダーンタの世界観とこの演目の内容に違和感を抱くところは全くありませんでした。
それに要所要所で舞や連獅子やニラミや六方といった歌舞伎の演技法を盛り込んで、絶妙な絡み合いを魅せていた。
アジアの香りする民族楽器や木琴などの楽器で音楽が構成されていたりね。

花道、わかりにくいんだけど見えますか?


『マハーバーラタ戦記』オリジナルで上手にも花道が!その奥、提灯の下が桟敷席。



インドへ、そして歌舞伎への愛が溢れんばかりに込められていた。
それをひしひしと感じて、胸熱で、嬉しくて、ちょっと泣きそうになったところもあった。

この歌舞伎をきっかけにヨーガやインド哲学に興味を持つ人が少しでもいたらいいなあと思うし、もちろんその逆も然り。
私は歌舞伎にものすごく興味が湧きました。
やっぱりここでも〝伝統〟なんだよな、惹かれるのは。

長くなるから、その弐につづく!