インド帰国後、月の影響を受けやすくなったんですよね。
満月新月の前後にむしょうにイライラしたり、身体も感覚もぼやーんと膨張してバラバラになるかんじがしたり、眠くなったり。
昨日も朝から何か調子が乱れていて、おかしいなあと思っていたら新月だったのでした。
仕事終わりにバラバラした調子のまま一路、宝殿へ。
そこから、レンタサイクルで10分ほど。
(車かタクシーで行かれるのがベストと思います)
たどりついたのはこんなところ。
松下石材店の採石場です。
むきだしの切り立った岩場がぐるりとまわりを囲んでいるこんな空間で、新月の瞑想会が開かれました。
私のヨガの母校であるOM YOGA Group、そこのヘッドティーチャーである吉田香代子先生が瞑想のリードをされるということで、会場にもなにか惹かれるものがあって参加したのです。
瞑想、好きだし。
香代子先生のリードに合わせておふたりの奏者によるクリスタルボウルの演奏。。
ライティングされた岩肌や3人のお姿は、夢か幻でも見ているよう。
大地のエネルギーが温かく、時間や空間を超えた癒しを味わいました。
ステージから客席まで距離があり、そんなに振動がビリビリ来たようには感じなかったのですが、帰りの電車を降りた瞬間に身体がめちゃくちゃ軽くて驚きました!
倍音で疲れが癒されたに違いない身軽さ。
そして朝からのバラバラ感が消えてスッキリしている。
ね、なんかおとぎ話の世界みたいでしょ。
松下石材店は、宝殿名産の竜山石を扱う会社。
火山灰が降り積もって生まれた地層だそうで、1億年からあるんやって。
遥か太古の時代には石棺用の石として各地に出荷されていた由緒ある石だけど、現在では取り扱う会社もすっかり減って3社しかないそう。
伝統を絶やしてはいけない!ということで、採石場の見学会やイベント参加など積極的に人々に竜山石を知ってもらう活動も、6代目松下さんはされています。
夏の夜の大敵、蚊が気になりすぎてお名前ちゃんと聞いてなかった…。
6代目松下さんは代々伝わる竜山石石切唄も披露してくださいました。
その歌がなんとも素晴らしくてもう萌えに萌えた。
ひいおじいちゃんが歌っていたテープを元に、おじいちゃんに教えてもらって覚えたそうです。
伝統って、良いよね。
伝わっているものももちろん素晴らしいから消えずに受け継がれてきてるんだけど、これまでの歴史や変遷、それに関わってきた人たちの思いを想像すると…もうキュンキュン。
インドの伝統的なスタイルのシヴァーナンダヨーガが好きだし、それを本場で学んできたからよりそういう思いが強くなり、脈々と受け継がれてきたものに対して萌えキュンが止まりません。
この場に参加できて、竜山石を知ることができて良かった!
松下石材店さんは見学会などもされているようなのでまたぜひ遊びに行きたいと思います。
こんなライティングで帰り道を彩ってくれていました。
幻想的!
うっとりしちゃう。