2017年7月24日月曜日

7/23 新月の瞑想

昨日は新月でした。

インド帰国後、月の影響を受けやすくなったんですよね。
満月新月の前後にむしょうにイライラしたり、身体も感覚もぼやーんと膨張してバラバラになるかんじがしたり、眠くなったり。

昨日も朝から何か調子が乱れていて、おかしいなあと思っていたら新月だったのでした。

仕事終わりにバラバラした調子のまま一路、宝殿へ。

加古川の一駅西隣の駅です。
そこから、レンタサイクルで10分ほど。
(車かタクシーで行かれるのがベストと思います)
たどりついたのはこんなところ。


松下石材店の採石場です。
むきだしの切り立った岩場がぐるりとまわりを囲んでいるこんな空間で、新月の瞑想会が開かれました。

私のヨガの母校であるOM YOGA Group、そこのヘッドティーチャーである吉田香代子先生が瞑想のリードをされるということで、会場にもなにか惹かれるものがあって参加したのです。
瞑想、好きだし。



香代子先生のリードに合わせておふたりの奏者によるクリスタルボウルの演奏。。
ライティングされた岩肌や3人のお姿は、夢か幻でも見ているよう。
大地のエネルギーが温かく、時間や空間を超えた癒しを味わいました。

ステージから客席まで距離があり、そんなに振動がビリビリ来たようには感じなかったのですが、帰りの電車を降りた瞬間に身体がめちゃくちゃ軽くて驚きました!
倍音で疲れが癒されたに違いない身軽さ。
そして朝からのバラバラ感が消えてスッキリしている。



ね、なんかおとぎ話の世界みたいでしょ。

松下石材店は、宝殿名産の竜山石を扱う会社。
火山灰が降り積もって生まれた地層だそうで、1億年からあるんやって。
遥か太古の時代には石棺用の石として各地に出荷されていた由緒ある石だけど、現在では取り扱う会社もすっかり減って3社しかないそう。

伝統を絶やしてはいけない!ということで、採石場の見学会やイベント参加など積極的に人々に竜山石を知ってもらう活動も、6代目松下さんはされています。
夏の夜の大敵、蚊が気になりすぎてお名前ちゃんと聞いてなかった…。

6代目松下さんは代々伝わる竜山石石切唄も披露してくださいました。
その歌がなんとも素晴らしくてもう萌えに萌えた。
ひいおじいちゃんが歌っていたテープを元に、おじいちゃんに教えてもらって覚えたそうです。

伝統って、良いよね。
伝わっているものももちろん素晴らしいから消えずに受け継がれてきてるんだけど、これまでの歴史や変遷、それに関わってきた人たちの思いを想像すると…もうキュンキュン。

インドの伝統的なスタイルのシヴァーナンダヨーガが好きだし、それを本場で学んできたからよりそういう思いが強くなり、脈々と受け継がれてきたものに対して萌えキュンが止まりません。

この場に参加できて、竜山石を知ることができて良かった!
松下石材店さんは見学会などもされているようなのでまたぜひ遊びに行きたいと思います。



こんなライティングで帰り道を彩ってくれていました。
幻想的!
うっとりしちゃう。



2017年7月18日火曜日

シータマ3days Day.3

昨日のこと。
祇園祭の山鉾巡業で大にぎわいな京都は誓願寺でのシータマワークショップでした。

阪急電車を降りて河原町通に上がった瞬間に山鉾が見えて、つられてウキウキしながら誓願寺へ。
毎年されている夏の誓願寺ワークショップ、私は3回目の参加でした。

本日は第1部がアーサナ&プラーナーヤーマ実践、第2部は講座「プラーナの秘密」でした。





畳の上で、仏様の御前でヨーガをするのはなんとも安らいで、さらにコンチキチンの音色もかすかに聴こえてきました。
オツやね〜!

この日のアーサナクラスも最っ高に気持ち良かったです。
奥から芯からジュワ〜とコリ固まったものが溶け出していって、完全なるサレンダー、完全にシータマに委ねてくつろぎました。

そしてシータマのインストラクションなら、なぜかなんでもできちゃうんですよね。
シールシャアーサナでは肩が耳から離れて安定したし、カーカアーサナもしれっと腕に乗れちゃう。
隣で受けていた方も、シータマに言われるがまま動いていたらスッとシールシャアーサナに入れてビックリした〜と言っておられました。
実はその方へのインストラクションを聴きながら私は肩を耳から離してみたのでした。
なぜかスッとできた!

なんでだ?
きっとopen mindでサレンダー、すべてを委ねているからだ。
絶対的な安心感と信頼と尊敬があり、加えてLOVEもあって、シータマもそれを受け容れてくださる。
シータマの大きなLOVE、海のように母のような無償のLOVEの中にゆらゆらと漂っている、そんな感覚なんですね。

私もそんなLOVEにあふれたヨーガ講師になりたい。
そもそもね、シヴァーナンダヨーガってやっぱりどこからどう見ても愛なんですよ。
愛にあふれている。
それをこの3日間で強く強く感じました。
LOVEをあふれんばかりにいただいて、私もLOVEをあらゆるものに注ぐ人でありたい。

話がLOVEな方向へ向かってしまいましたが、第2部の講座もとても面白かった。
(ですが満腹で睡魔にとらわれてたのはヒミツ…)
アシュラムで学んだことを落とし込みができたし、目に見えないことや概念などをなんてシンプルに分かりやすく教えてくださるんだ!と学ぶことだらけでした。

いろんなところで言ってるのですが、シヴァーナンダヨーガほんっとに大好き。
シータマ大好き。
シヴァーナンダジもヴィシュヌデヴァーナンダジも大好き。
あーもうすきすきすきすきすきすき!
っと好きが止まらない事態が起こりました。

迷ったら、落ち込んだら、帰ってこよう。
いつでも戻ってこよう。
また来年もみんなでシータマのもとに集えるのを楽しみにしています。



シータマ3days Day.2

シータマ3daysが終わりました。
余韻と心地よい疲労でぼんやりしながら、世の中は3連休明け、私もレッスンレッスンレッスンでした。
ゲリラ豪雨もありましたね、みなさん濡れることなくお過ごしでしたか?

Day.2とDay.3それぞれその日に書きたい気持ちはありつつ、両日ともクタクタに疲れてすーぐ寝てしまいました。
今日のうちに書いとこう。

Day.2
日曜日は大阪中崎町の朱雀ホールへ。
シータマのCDリリース記念Liveでした。





こじんまりとしたホールに約50人の観客が集まり、ステージにはシータマ、コーラス隊に加えCDのプロデューサーである岡野弘幹さんと広本雄次さん。

ぎゅっと密集した空間に、ハルモニウムと、岡野さんのネイティブフルートや初めて見るような民族打楽器やタブラの音色、そしてみんなの声がぎゅっと満ち満ちました。

キールタンのCDなので、Liveと言ってももちろん、コール&レスポンス。
私たちも歌いに歌って、手拍子打って参加してきました。


土曜日にシータマが言っていた、恨み辛みなどがまったく入っていない、吉祥で、神様を讃える良い言葉ばっかりなのがキールタンなんです、って。
そしてこの日には、こんちくしょー!という気持ちでも良いから、その思いの丈をすべて吐き出してください、というようなことを言っていた。
あー、私は一語一句完璧に覚えられないタイプ、原文ままでお伝えできず悔しい。

思いの丈も、神への祈り、そしてこの世のすべてへの祈りを込めて。
感情をありのままに吐き出しながらそれはやがて祈りに昇華されていく。

自分の内側も外側も、隣に座っている人やステージの上の人たちとも、すべてとつながって調和していく歌うヨーガ。

素晴らしかった。美しかったです。


しっかし、あれだね、なんであんなに民族打楽器って高まるんでしょうね。
日本人のDNAには間違いなくリズム感が刻み込まれてますね。
 タブラ萌え萌えキュンキュンです。


もう習っちゃおうかな。


2017年7月16日日曜日

シータマ3days Day.1

シータマ3daysが開幕しました!

シータマ?3days?なんぞや?

シータマとは、大大大好きなシヴァーナンダヨーガの先生です。
日本人の女性の方なんです。
Sitaはスピリチュアルネームなのです。
シータ先生には今年の2月〜3月のインド滞在中に大変、大変お世話になり、それ以来の再会でした。
お会いした瞬間にもう懐かしくて恋しくてたまらずハグ!
ちょっと言葉を交わすうちにまた愛が溢れて来てたまらずハグ!2連発ですよ。
あ〜もうほんとに好き。

夏の間はインドのアシュラムを離れて日本で過ごされるので、日本でシータマのクラスを受けられる絶好のチャンスを逃すものかと、今日はたつのへ、明日は中崎町へ、明後日は京都へとシータマを追いかけて三都物語をする予定です。
だからシータマ3days、というわけ。

本日のメニューは、1本目シヴァーナンダヨーガのアーサナクラスに2本目はキールタンでした。

アーサナは毎日ではないもののセルフプラクティスをしているのですが、ひとりで行うのとクラスを受けるのとではやっぱり全然違う。
いつもよりも更に心地良く、無駄な力が抜けてだんどんスムーズな動きになり、そして内側へのフォーカスが非常に深まりました。
ファイナルリラクゼーション、最後のシャヴァアーサナではまさにとろけて芯からくつろぎました。

呼吸法を最後に行ったのも良かったなあ。
いつもは最初にするのですが、チャクラやマルマといったツボや、気血の流れが整った状態だったので楽〜で、むしろ半分以上寝てたかも。
今思い出そうとしてみたら片鼻呼吸法をしていた記憶がありませんでした。コラ。

そして2本目のキールタン、これも極上でした!
シータマのなめらかな歌声とハルモニウムの音色、輪になったみんなの声がひとつに溶け合って、バイブレーションがすんなりと身体に染み込みました。
アーサナクラス後で脊柱が整っていたからか座位の姿勢を保ちやすかったです。
そしておなかの深いところから声がすんなり出るかんじ。
喉のツマリやひっかかりもなく、伸びやかな声が自然に出ました。











アシュラムで購入したマンジーラも初めて出動。
やっぱりいつかハルモニウム弾けるようになりたいなあ。
それでキールタンの会を開きたいな。







シータマの広くて大きな愛に包まれて身を任せ、本質に触れるひとときでした。
クラス教えるのも大好きだけど、クラス受けるのも同じくらい大好き。
すべてを明け渡して委ねられる素晴らしい先生、そしてお茶目でとっても愛らしい。
そんなシータマに明日も明後日も会える!

2017年7月12日水曜日

ディジュリドゥ×タブラ、タブラ編

遡ること約10日ほど前、京都メトロにLiveを観にいきました。

GOMA meets U-zhaan Live in Kyoto






ディジュリドゥとタブラ。
GOMAさんとU-zhaanさんという、私が最も気になるおふたりの奏者の競演。

なんて贅沢!

情報を知って即チケットを手配して、会場オープンと共に一番最初に入場しちゃったもんねー。





インドつながりで気になり始めていたタブラ、見つめているだけで萌える萌える。









チューニングの風景にも胸が熱くなり、Liveが始まっても高まりが止まらず。

タブラもディジュリドゥもひとつひとつの音が身体にズンズン響いて来て、そのバイブレーションで感覚もマインドも全部が持っていかれるかんじ。

のめり込んで聴いてきました。


最前列で観たU-zhaanさんの手さばきは正に神業でただただ圧巻!
お客さんたちもみんなノリノリ。
素晴らしかったー。

この本もU-zhaanさんのクールでシュールな目線がとても面白いです。





















次回、ディジュリドゥ編に続きます。